キンキの煮付けBy recipe-den / 2025年11月26日 キンキの煮付け(ザラメ仕様) ー深い甘みと上品な照りを楽しむ一皿ー 脂のりの良いキンキを、ザラメで仕上げることで 普通の砂糖では出せない深い甘みと艶が生まれる煮付け。 — 材料(2人前) 材料 分量 キンキ(切り身 or 1尾) 300〜400g 生姜(薄切り) 10〜15g 水 150ml 酒 150ml ザラメ 大さじ2 みりん 大さじ2 醤油 大さじ2.5〜3(味見しながら) 作り方 ① 下処理 キンキを洗い、ぬめりを落とす 水気をしっかり拭く 皮に浅く切り込みを入れる ※余裕があれば →**霜降り(熱湯→冷水)**で臭みと汚れを除去 理由 ぬめり・水分=臭みの原因 切り込み→皮の破れ防止&味がしみる — ② 煮汁ベースを作る 鍋に以下を入れ、弱〜中火で2〜3分加熱: 酒 / 水 / ザラメ / みりん /生姜 →ザラメが完全に溶けたら準備OK。 理由 ザラメは砂糖より溶けにくいため先に溶かすと味ムラ防止+コクUP。 — ③ キンキを煮る 煮汁が沸いたら皮を上にして入れる 落とし蓋 弱めの中火で10〜12分 ポイント →煮汁は静かにふつふつする程度 →煮立てすぎると皮がめくれる — ④ 醤油を加えて仕上げ 醤油を入れ、さらに5〜7分 最後に煮汁を回しかけながら1〜2分煮詰める 理由 →醤油は最初に入れると風味が飛ぶため後入れ。 →回しかけることで照りと味の均一化。 — ⑤ 盛り付け 魚はすくわずスライド移動 →身崩れ防止 煮汁を少しだけかけて完成 — 手間暇ポイント ポイント 理由 ザラメ使用 甘さが丸い・照りが強い 酒多め 臭み抜き+旨味引き出し 弱め火力&落とし蓋 皮・身が崩れず艶よく仕上がる 醤油後入れ 香りを残し立体感ある味に 最後のかけ回し 照り・ムラ・ツヤ改善 — 味の特徴 甘辛なのに後味は生姜のおかげで軽い ザラメの甘さは砂糖の甘さより柔らかい 白米はもちろん酒とも相性◎ — 食べどき 出来立て:照り・香りMAX 翌日:味がなじみ、しっとり深い。