キンキの煮付け

キンキの煮付け(ザラメ仕様)

 
ー深い甘みと上品な照りを楽しむ一皿ー
 
脂のりの良いキンキを、ザラメで仕上げることで
普通の砂糖では出せない深い甘みと艶が生まれる煮付け。
 
 
 
🍳 材料(2人前)
 
材料 分量
 
キンキ(切り身 or 1尾) 300〜400g
生姜(薄切り) 10〜15g
水 150ml
酒 150ml
ザラメ 大さじ2
みりん 大さじ2
醤油 大さじ2.5〜3(味見しながら)
🧂 作り方
 
① 下処理
 
キンキを洗い、ぬめりを落とす
 
水気をしっかり拭く
 
皮に浅く切り込みを入れる
 
 
※余裕があれば
→**霜降り(熱湯→冷水)**で臭みと汚れを除去
 
📌理由
 
ぬめり・水分=臭みの原因
 
切り込み→皮の破れ防止&味がしみる
 
② 煮汁ベースを作る
 
鍋に以下を入れ、弱〜中火で2〜3分加熱:
 
酒 / 水 / ザラメ / みりん  /生姜
 
 
→ザラメが完全に溶けたら準備OK。
 
📌理由
ザラメは砂糖より溶けにくいため先に溶かすと味ムラ防止+コクUP。
 
③ キンキを煮る
 
煮汁が沸いたら皮を上にして入れる
 
落とし蓋
 
弱めの中火で10〜12分
 
 
📌ポイント
→煮汁は静かにふつふつする程度
→煮立てすぎると皮がめくれる
 
 
④ 醤油を加えて仕上げ
 
醤油を入れ、さらに5〜7分
 
最後に煮汁を回しかけながら1〜2分煮詰める
 
 
📌理由
→醤油は最初に入れると風味が飛ぶため後入れ。
→回しかけることで照りと味の均一化。
 
 
⑤ 盛り付け
 
魚はすくわずスライド移動 →身崩れ防止
 
煮汁を少しだけかけて完成
 
✨ 手間暇ポイント
 
ポイント 理由
 
ザラメ使用 甘さが丸い・照りが強い
酒多め 臭み抜き+旨味引き出し
弱め火力&落とし蓋 皮・身が崩れず艶よく仕上がる
醤油後入れ 香りを残し立体感ある味に
最後のかけ回し 照り・ムラ・ツヤ改善
 
 
 
 
🧠 味の特徴
 
甘辛なのに後味は生姜のおかげで軽い
 
ザラメの甘さは砂糖の甘さより柔らかい
 
白米はもちろん酒とも相性◎
 
 
 
 
🕒 食べどき
 
出来立て:照り・香りMAX
 
翌日:味がなじみ、しっとり深い。

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